こんにちは!
長らくこのブログを動かしていませんでしたが、再開していこうと思います。
タイトルをみただけでは、なんとも唐突だな、と思われるかもしれないが、
私は暁千星というタカラジェンヌのことが大好きだ。
これは曲がることのない事実。
1月に星組公演を観劇したのだが、星組の正2番手としてますます輝きを増していた彼女の姿が忘れられず2月を迎えてしまっている。
彼女の魅力や進化については何時間でも、何日でも話せるくらいなのだが、そうもいかない。
ならば、最近暁千星と出会っていただいた方や、前から知っていたけど他の作品見たことないな、、という方に向けて勝手にランキングをつけて、彼女の魅力を布教したらいいじゃないか!!という安易な考えからこのブログを書いている。
どうか、最後まで読んでほしい。そして、あわよくば全作品履修してほしい。
そして、暁千星は素晴らしい、宝塚の作品は素晴らしい、ということを感じてほしい。
そんな単純かつ明快な目的のもとブログを一気に書くなんて、オタクはなんて楽しいんだ。
暁千星のことを知っている人も知らない人も沼に入りかけている人もぜひお付き合いください。
⚠︎あくまで個人的なランキングのため、その辺りご了承ください。
ではいってみましょう。
星組公演 『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』 | 宝塚歌劇公式ホームページ
⭐️ダンス部門
暁千星といえば何を思い浮かべるでしょうか?
おそらく多くのファンがまず思い浮かべるのは、ダンスでしょう。どの作品でも彼女の身体能力の高さはここぞという場面で発揮されているが、とりあえずこの3作品を観ておけば、暁千星のダンサーとしての素晴らしさを実感するでしょう。
1位
月組『ピガール狂騒曲』
バレエ技術の高さを実感したい!
何も考えずにとにかく踊り狂ってる暁千星をみたい!!
という方はこの作品。
この作品のレオという役は暁千星じゃないと務まらない役。むしろ、暁千星がいたからあのカンカンの場面があったのではないか。まさに、暁千星オンステージ。大劇場公演限定でアラセゴンターンなんかしちゃってるんだが。体幹凄すぎだろうよ。(東京公演はフェッテ。これも十分すごい。)
未履修の方は見る価値あり!!注意としては、途中から風間柚乃が邪魔してくるため、一旦それは全力無視するスキルが必要なところだろう、、
2位
ちょっと大人っぽい暁千星をみたい!
舞台を踊りだけで埋める空間支配感を味わいたい!
という方はこの作品。ナイトクラブを舞台に研6らしい幼い中の色気を出してくるのがけしからん。
特に、一幕後半の暁演じるミネットのみ舞台上に残り踊るまくる場面は、バウホールの舞台をめいいっぱい使って気持ちよさそうに踊る姿がとても印象的。ぜひ大劇場の広さでも踊り狂ってほしいものだ。
3位
月組『A-EN(エイエン)』
色んなジャンルのダンスを見たい方は絶対にA-ENはみるべきだ。
そもそも、暁千星のことを気になる方は絶対にA-ENという作品は履修するべきですので、よろしくお願いしますよ。
とにかくどの場面も楽しそうに様々な挑戦をしつつ全力で踊り、研4ながらバウホールのセンターに立つ姿は必見。いつか黒い鷲の場面は再演してくれるだろうと信じてやまない。
⭐️歌唱部門
学年があがるごとに深みと厚みを増す歌声。
礼真琴率いる星組に組替えしてからは、より進化を遂げている彼女の歌唱力を堪能できる3作品をご紹介。
1位
この作品は宝塚で二度上演されており、彼女は月組初演と、星組再演のどちらも出演している。
2015年の初演の初々しさも大変好みだが、やはり歌唱に絞ってオススメするのであれば、2023年の星組版だろう。
革命家チームのリーダー的立ち位置のデムーランを演じていたが、とにかく歌にのせてメッセージを伝える力がとんでもなかった。
あ、この人についていきたい、、!って思わせる説得力が歌にあった。カフェブレイクか何かで、「デムーランは歌から役作りをしていった」と話していた通り、デムーランの持ち歌である「武器をとれ」は大衆を率いて革命を起こす頼もしさや強さが色濃くあらわれているため、必聴ソング。今の星組を見たことない方はとりあえず星組の1789をみましょう。
2位
言わずと知れた傑作ミュージカル。
この公演では、主要人物であるルドルフとエルマーの役代わり、そして、新人公演では主役のトートと重要な三役を演じた。
エリザベートを2位にした理由。
それは、暁千星の天性の声質の良さを特に体感できる作品だからだ。
とにかく声がよく響く!改めて海外ミュージカル作品との相性の良さを実感できる。歌い上げるナンバーが最高に気持ちいい。
新公のトートが曲数としては多いためおすすめしたいが、残念ながら新公のCDは販売されていないため、本公演ルドルフの「僕はママの鏡だから」をイチオシに。皆さま、これを聴いてルドルフの母の気持ちになろう。
3位
月組『桜嵐記』
こちらは上記2作品と違い、日本物のお芝居。
この作品は、珠城・美園のトップコンビ退団公演であり、芝居の月組を存分に体感できるかつ、あの上田久美子先生の名作なのだが、今回歌唱部門にエントリーした理由は、お芝居のラストにある後村上天皇の「桜嵐記」という歌の印象があまりにも強かったからだ。
先ほども記述したとおり、桜嵐記は、トップコンビ退団作品。その幕締めが暁のソロ。この責任重大な役割を果たしていたと思うと改めて演出家陣からの期待と信頼を感じる。
物語の内容はここでは割愛するが、戦場という死に場所に向かう幼馴染(珠城)に向かって一曲歌い、「戻れよ、、」と伝える後村上天皇。この状況だけでも号泣ものだが、本当に深みのある歌声が最高かつ、心震えるお芝居と合わせてオススメということでランクイン!!
⭐️お芝居部門
なにかと歌、ダンスの技術の高さが取り上げられるが、
皆さん、暁千星はあの「芝居の月組」育ちです。
特に目のお芝居がとても繊細で魅力的なのだが、そんな彼女から生み出される表現力を体感しませんか?
1位
月組『川霧の橋』
私は清吉が大好きだ。
個人的に暁千星の陰のお芝居最高峰の役柄だと思っている。
清吉という人物は、救いようのないほどにやることクズで、悪役と捉えてもおかしくない役柄だが、彼女が演じた清吉は儚さや危なっかしさもあって守ってあげたいな、、という気持ちにさせられる。ただの悪役ではなく、歯車が噛み合えば、きっと笑い合って暮らしている未来もあったんだろうなと思わせるあの繊細な表現を見てほしい。
2位
星組『ME AND MY GIRL』
個人的に一番やらないだろうな〜って思ってたのが、ミーマイのビル。
暁千星ってキラキラしてる舞台姿から陽のイメージを持たれがちだけども、前述した通り、どちらかというと陰のお芝居の方が輝くタイプ。
だからこそ、明るくチャーミングなビルはどうなんだろうか?と思っていた。
ところがどっこい、
幕をあけてみたらそこには、持ち味を生かしたノーブルなビルが存在していた。
とっても愛嬌があり、明るいが、どこか気品があり、お金持ちファミリーの後継です、って言われてもちょっと納得もしてしまう感じ。超ハッピーミュージカル作品というのも含めて、ミーマイって良い作品だなって思わせてくれたその芝居力を見てほしい。
3位
こちらは静のお芝居がとても良かった作品。
正塚先生作品の主演ということもあり、歌やダンスだけでなく、じっくりお芝居も楽しめる。「あぁ」、「そうだな」、「えぇ」、といった相槌を多く取り入れた会話の間が心地よい。
星組組替え前ラストの作品のため、
カーテンコールでは月組のみんなと楽しそうにご挨拶している姿にまた感動する。
⭐️スタイリング部門
宝塚の衣装は素晴らしい。
着る人によって魅力が変わる。
そんな素晴らしい衣装たちで、暁千星に似合わないスタイリングなんてあるはずが無いのです。
1位
過去最高に可愛いらしいスタイリング!!
アニメに出てくる犬系男子キャラってこんな感じのビジュアルですよねーっていうくらいくるくるパーマがよくお似合い。
このスタイリングがドツボなのだ。
出会った瞬間から可愛いなぁ、、となるにも関わらず、恵まれた体格を生かした全身デニム生地の衣装で、素手で戦いやすそうな佇まいがギャップ萌えで良いのです。
2位
月組『I AM FROM AUSTRIA-故郷は甘き調べ-』
暁千星の数ある役の中で一番スタイリングを攻めている役がこのパブロだろう。
ピアス3つあけて、横を刈り上げて、髪は後ろで縛る。そして、私服も黒革ジャンにレザーのスキニー。
野暮な一般人が着たら大事故なのだが、流石神スタイルをもつ暁千星様。似合ってしまっているんだ。なんでだよ、、、サッカー選手です!という説得力がすごい。なんで似合うんだよ、、
3位
赤と黒という作品自体、1、2を争うレベルで好きな作品のため、全ての部門にエントリーしたい程だが、今回はスタイリングでランクイン。
ほんと、脚長いですよね、彼女、、、
あんなロングジャケット着ても床にすっていないのはなんでだ!?(あたりまえ)
ジャケット脱いで爆踊りしてるところのスタイリングが結構好きなのだが、どこから脚生えてるの?というレベルで神々しい。ベストに黒手袋良すぎる。これまでありそうでなかったダークな雰囲気がよくお似合いでした。
⭐️お化粧部門
舞台化粧の中でも宝塚の男役メイクはかなり特殊。自分たちでメイクするからこそ、個性が出ていて面白い。暁千星はお化粧偏差値もとても高いのだ。
1位
月組『BADDY-悪党は月からやって来る-』
みんな大好き、バブみ全開の王子がここで登場。この研6〜研7の移り変わりのタイミングでしか出来なかったであろう王子という配役は、可愛らしいかぼちゃパンツに目が行くが、今回はお化粧部門でランクイン。
下級生の頃からアイシャドウの色使いが綺麗だなぁとは思っていたが、BADDYの王子に関しては、キラキラカラフルなおめめがとにかく綺麗で可愛らしい。そして、パチクリおめめで元々の曲線の多いお顔を生かしたグラデーションが最高。男役のお化粧とはまた少し違った魅力と可能性を感じたお化粧だ。
2位
月組『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』
個人的またみたいお化粧No.1。
そう、しゃべ化粧。本当にお雛様のようで、すごく似合うんだ、これが。
なんでこうもお人形さん風になるんだろうか?と考えてみた結果、丸めのパーツが多いお顔をお化粧で切れ長風にしていることで逆に輪郭の丸みと超小顔なところが目立ち、なんとも言えない色気を生み出しているのではないか?との結論に至ったのでご報告しておこう。桜嵐記の後村上天皇のような日本物のお化粧も好みだが、WTTは鬘とお化粧が抜群の相性のため、お化粧部門でランクイン!
3位
出島は特にフィナーレの男役群舞のリップが好きでして、、
わりとツヤ感のある、深みのあるレッドのリップを付けており、それがパブロの名残りで短髪+刈り上げている金髪の髪と、黒燕尾と相性バッチリで、ときめきが止まらなくなる。
パーソナルカラーなどはあまり信じないタイプなのだが、暁千星は割と赤とか青とかパキッとした色が似合うと思うんだがどうだろうか、、この出島のカラフルなお衣装やお化粧は大変似合っており、シンプルに好きだ(唐突)。
⭐️レビュー部門
暁千星はシャースターといっても過言では無いだろう。それほどにショーにおいて更に輝きを増すその魅力はぜひ劇場で体感してほしいものだ。
それにしても、彼女あまり王道なショーに出演していないのが寂しいものだ(その分劇中で踊り狂っているが、、)いつか星組で野口ショーが来ることを密かに願っている。
1位
あまり共感してくれる方がいないのだが、数あるレビュー作品の中でもクルンテープはとても好みの作品なんだよな、、
タイを舞台にしたショーで、とにかくキラキラゴージャス。少しコメディ要素もある素敵なショーのため、ぜひ見てほしいのだが、
その中でも、暁千星に絞るとやはり女装!!!
正直、下級生のロケットを除くと彼女の女装って、持ち味のがたいの良さが発揮されてしまってちょっとゴツめの美女になるじゃないですか、、そのため、あまり女装や女役の役回りは来ない方の男役だと思うのだが、(素顔はあんなに可愛らしい感じなのにね)クルンテープの女装に関してはとってもよかった!
金ピカゴージャスで、ホットパンツに編みタイツというまっすぐ長い美脚を堪能できる衣装であることに加えて、ロングの鬘ではなく、黒髪の地毛でショートカット美女だったのもポイント高い。
とにかく好き。この他にも当時4番手ながら、美味しい場面をたくさんもらっており、大活躍のため最近彼女のことが気になります、、って方には大変オススメしたい。
2位
月組『Dream Chaser -新たな夢へ-』
やはり博多座版のドリチェは外せない。
これはなんといってもアイドル場面ですよ。
ありちゃんセンターで月男選抜メンバーが韓国アイドルの曲を歌って踊ってくれるなんて。夢かな?
この場面見たさに博多座まで行ったのが懐かしい、、、
若々しくてキラキラしていて、歌って踊ってラップまで披露してくれる完璧アイドルな暁千星さんを見たい方はまずこちらの作品からどうぞ!
3位
全体的にずっとギラギラしていてカオス。長年のヅカファン達をを混沌へ落とし込んだ作品として有名ですが、星組組替え後初の大劇場公演のショーだというのに、とっても馴染んでいるありちゃんがおもしろい笑 ここ何年も居ましたけど??みたいな感じで歌って踊ってギラギラしている姿を見て、やっぱり星組に組替えは正解だったのかもしれない、、と少し安心したところもあった。とにかく幕開きからパレードまで、星組生としてはフレッシュな姿を見たい方はおすすめしておこう。
以上が、個人的見解による、ジャンル別暁千星オススメランキングである。
いかがだっただろうか?
最近彼女のことを気になっています、、という方にはぜひ履修の参考にしてもらえるとありがたい。そして、共感してもらえる部分が少しでもあればなお嬉しいものだ。
現在公演中の星組公演、
『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~』
『VIOLETOPIA』
にて、ひとりで場面を任されることも多く、すっかり星組のスターとしてますます輝きを増している暁千星。
いちファンとしてこれからも彼女の活躍を願っているし、様々な改革によって宝塚歌劇団が良い方向へ進んでくれることを願うばかり。
みなさん、推しは推せるときに推しましょうね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
きなこ